SAD,社会不安障害が起きる原因はまだ詳しくわかってはいません。あがり症自体の原因もまだわかっていない部分が多いですからSADの原因、発症の仕組みもわからないのですね。
ですがある程度研究が進んできている分野でもあり、少しずつですがSADの発症の仕組みが明らかになってきました。ここではSAD発症の仕組みを見ていきたいと思います。
SADには様々な症状がありますがここでは赤面症を例にとって話をします。赤面症の症状は緊張感とともに顔が赤面してしまうことです。
そしてSADと呼ぶほどの赤面症ですと顔が赤くなることを気にしてしまい外にも出られないような状態、本人が苦痛を感じている状態を指します。さて、この緊張感ですがどこで作り出されているのでしょうか。
人間の感情や緊張感などを統制するのは脳だといわれています。脳に何らかの異常が生じているために必要以上に緊張し、赤面すると考えられています。そしてその異常の元となる物質がセロトニンと呼ばれる物質ではないかということがわかってきました。
セロトニンの分泌量が極端に減ると不安を覚えるようになります。SADの人はこのセロトニンの分泌に問題があるために緊張しやすい体質になっていると考えられます。
それに拍車をかけるのが「自分は赤面していて恥ずかしい」という思い込みです。この思い込みからなかなか逃れることが出来ずに赤面を繰り返してしまうこともあります。そして段々と社会生活から遠ざかっていくのです。